行政書士試験当日のリアル体験談|緊張との付き合い方と迷った問題の進め方
【行政書士試験 本番体験談】当日のリアルとちょっとした失敗談
こんにちは、行政書士の木村龍生です。
ここでは、行政書士試験当日のリアルな体験談と、そこから得た気づきを共有します。
緊張・準備・焦り…いろんな感情がありましたが、冷静に「いつも通り」で戦いました。
大学院入試での時計忘れ事件が、奇妙に役立った話
行政書士試験の話に入る前に、1つだけ思い出話をさせてください。
大学院入試のときにまさかの腕時計忘れ。
会場にも時計がなく、買いに行く時間もなし。
そこで試験直前にスマホで1分を測り、体内時計で挑むことに。
なんとか合格しましたが、あれは本当に冷や汗ものでした(笑)
それ以来、「時計は前日にカバンへ」が私の鉄則になりました。
行政書士試験本番|今度は飲みすぎ事件
行政書士試験当日は万全のつもりで会場入り。
……のはずが、緊張をほぐそうとお茶+オレンジジュースを飲みすぎるという失敗。
試験1時間前からまさかのトイレ我慢タイム(笑)
集中するのに必死で、ある意味メンタル鍛えられました。
教訓:直前の飲みすぎ注意(特に柑橘系)
会場に入る時に意識したこと
会場に向かう道で、静かに心の中で「できる、できる」と唱えていました。
派手な気合いではなく、軽くスイッチを入れる感覚です。
会場の雰囲気は思ったより自然体で、ピリピリ感はなし。
その空気に助けられて落ち着いて席に着けました。
試験中に意識したこと
- 序盤は自分のペースを維持(周りの音に引っ張られない)
- 迷った問題は〇印をつけて飛ばす(確実に違う答えに×をつけてから飛ばすのもあり)
- マークミスに注意(飛ばす戦術とセット)
- 完璧に解こうとしない=点を積み重ねに専念
〇印をつけて飛ばすやり方は、直前期の模試で徹底していました。
一度離れると頭が整理され、戻ってきたときにスッと解けることも多かったです。
解く順番は「いつも通り」
本番では、練習どおりの流れで解きました。
私は一般知識から入り、基礎法学は飛ばして問3からスタート。
「本番だけ解く順番を変える」のはリスク。
いつもどおりの型で戦うことが、一番の安定剤になりました。
試験後の自分の気持ち
終わった瞬間の正直な感想は、
「完璧じゃない。でもやり切った」でした。
手応えは100%ではありませんでしたが、
自分の型に集中できた安心感のほうが大きかったです。
結果、無事に一発合格できました。
本番は奇跡を起こす日ではなく、「練習どおりに淡々とやる日」です。
