開業までの歩み|行政書士りゅうせい事務所
開業までの歩み
この記事では、行政書士として開業するまでの歩みや、
これまでの経験、そして現在大切にしている考え方についてお話ししています。
特別支援教育との出会い
私は青森県で生まれ、高校卒業後に北海道へ渡りました。
北海道教育大学札幌校で学んだのは「特別支援教育」です。
大学・大学院と、障がいのある子どもたちやそのご家族と関わる時間が増えていくなかで、
「できる・できない」の物差しだけでは測れない世界があることを教えてもらいました。
うまく言葉にならない気持ち、ちょっとした表情の変化、
昨日よりもほんの少しだけできるようになったこと。
そういうものを、一緒に見つけて、喜んで、悩んでいく。
このときの経験は、今も私の仕事の根っこにあります。
教育の現場で抱えた「うずうず」
在学中は、学習塾や個別指導などの場で、子どもたちや保護者の方と向き合ってきました。
テストの点数を上げることも大事ですが、実際に現場で大切だと感じたのは、
- 「どうせ自分なんて」と言っていた子が、少しずつ表情を取り戻していくこと
- 受け身だった子が自分から興味を持って質問してきたこと
そういった“自分に自信を持ち、自主性を持って取り組むこと”でした。
一方で、心のどこかには、こんな思いが残り続けていました。
「学校や塾の中だけじゃなくて、
もっと広い意味で“暮らし”や“仕事”を支えることもできないだろうか。」
特別支援教育で学んだことを、子どもたちだけではなく、
大人や事業者の方の支えにもつなげたい。
でも、どう形にしたらいいのか分からない。
そんな“うずうず”した気持ちを、しばらく抱えたまま過ごしていました。
行政書士という仕事を知るまで
そんなときに出会ったのが、行政書士という仕事でした。
- 障害福祉サービス事業の指定申請や加算届など、現場の支援と制度をつなぐ仕事
- 遺言や相続の場面で、ご家族の不安や想いを整理していく仕事
- 飲食店や風俗営業など、事業のスタートラインを法務面から支える仕事
「書類を作る人」というイメージだけではない、
“土台づくり”のような役割がそこにはありました。
仕事を続けながら、少しずつ勉強を積み重ね、
失敗したり落ち込んだりもしながら、なんとか開業までたどり着きました。
行政書士としてのスタートラインに立ったとき、
ようやく、これまでの経験が一本の線でつながったような感覚がありました。
行政書士りゅうせい事務所が大切にしていること
行政書士りゅうせい事務所は、札幌駅前にある小さな事務所です。
大きな事務所ではありませんが、その分、目の前の相談にしっかり時間をかけたいと思っています。
とくに、次の3つを大事にしています。
- 「よく分からないから後回し」を、できるだけ減らすこと
- その方のペースを守りながら、一緒に整理していくこと
- 「こんなこと聞いていいのかな?」と思うことほど、気軽に聞いてもらうこと
障害福祉サービスの事業者さまに対しては、
現場の忙しさや人員不足、制度改正の多さなど、
「大変なのは分かっているけれど、現場は止まれない」という状況を少しでも軽くできたらと思っています。
相続や遺言のご相談では、法律の話だけでなく、ご家族それぞれの気持ちや事情にも耳を傾けながら、
「これでよかった」と思える形を一緒に探していくことを心がけています。
これからのこと
開業してまだ長いとは言えません。
私自身、日々バタバタしながら、分からないことを調べたり、先輩方に相談したりしながら進んでいます。
専門家としての責任はしっかりと果たしつつも、結論だけを押し付けるのではなく、
背景や選択肢をご一緒に整理し、「なぜその手続きになるのか」が納得できる形でお返しすることを心がけています。
これから少しずつ、
- 障害福祉と教育の経験を活かした継続サポート
- 相続や終活について、早めに動けるようにするための情報発信
- 若い世代や、これから独立を考えている方の相談相手としての関わり
などにも取り組んでいきたいと考えています。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
どこかでご縁があり、お話しできる日が来たら、とても嬉しく思います。
